アメリカの未臨界核実験
報道によると、米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が、核爆発を伴わない臨界前核実験を昨年12月1日と今年2月2日に実施していたと明らかにしたという。
未臨界核実験は、核兵器の安全性を確保するために行うもので、核爆発を伴わない事から、核実験全面禁止条約(CTBT)では禁止されていないが、核兵器を維持するには必要な実験である。
核兵器が不要だというのなら、その実験も必要ない。
古い核兵器は廃棄すれば良いだけのことである。
今回の原発事故でも、核の恐ろしさは十分すぎるほど世界に伝わったと思う。核兵器と原発では放射線の出方などは違うが、放射線による被曝は免れることはできない。
大いに反対の声明を上げて行きたいのだが、今回の発表は事後報告。前は、事前通告があったのだが、未臨界核実験なので報告は不要だというのであろうか?
しかし、核兵器を維持開発していく為の実験であることには間違いない。
唯一の被爆国である日本は、大きな声で非難の声を挙げて行かなければならない!
今年、長崎に行ってくるが、怒りの気持ちを持って参加していきます!
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米が再び臨界前核実験
米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)は19日、核爆発を伴わない臨界前核実験を昨年12月1日と今年2月2日に実施していたと明らかにした。オバマ政権発足後に明らかになった同実験は計3回となり、「核兵器なき世界」の追求を掲げつつ核兵器保有に執着する姿勢が鮮明となった。NNSAは4カ月以上経過した6月にホームページ上で実験実施を公表しただけで、活動の透明性にも批判が出そうだ。
2011年7月20日(水)8時9分配信 共同通信
米が未臨界核実験、オバマ政権下すでに3回
米エネルギー省の核安全保障局(NNSA)が、昨年12月1日と今年2月2日の2回、ネバダ州の地下核実験場で未臨界実験を実施していたことが19日、分かった。
「核兵器なき世界」を掲げるオバマ政権下では、初の実施となった昨年9月15日の未臨界実験に続く。
今回の2回の未臨界実験については、保管中の核兵器の状況を調べる目的で行われた各種実験に関し、NNSAが6月にまとめた定期報告に記載された。前ブッシュ政権では、未臨界実験について事前の告知や実施後速やかな発表が行われており、米国の市民団体などから、オバマ政権になって透明性が後退したとの批判が出ている。
冷戦時代に製造された大量の核弾頭の備蓄を抱える米国は、古い核弾頭の性能が維持されているか検証する必要から、随時、未臨界実験を行ってきた。未臨界実験は実際の核爆発を伴わず、核実験全面禁止条約(CTBT)で禁止されていない。今回の実験実施で、米国での通算の実施回数は26回となった。
2011年7月20日(水)12時54分配信 読売新聞
未臨界核実験は、核兵器の安全性を確保するために行うもので、核爆発を伴わない事から、核実験全面禁止条約(CTBT)では禁止されていないが、核兵器を維持するには必要な実験である。
核兵器が不要だというのなら、その実験も必要ない。
古い核兵器は廃棄すれば良いだけのことである。
今回の原発事故でも、核の恐ろしさは十分すぎるほど世界に伝わったと思う。核兵器と原発では放射線の出方などは違うが、放射線による被曝は免れることはできない。
大いに反対の声明を上げて行きたいのだが、今回の発表は事後報告。前は、事前通告があったのだが、未臨界核実験なので報告は不要だというのであろうか?
しかし、核兵器を維持開発していく為の実験であることには間違いない。
唯一の被爆国である日本は、大きな声で非難の声を挙げて行かなければならない!
今年、長崎に行ってくるが、怒りの気持ちを持って参加していきます!
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米が再び臨界前核実験
米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)は19日、核爆発を伴わない臨界前核実験を昨年12月1日と今年2月2日に実施していたと明らかにした。オバマ政権発足後に明らかになった同実験は計3回となり、「核兵器なき世界」の追求を掲げつつ核兵器保有に執着する姿勢が鮮明となった。NNSAは4カ月以上経過した6月にホームページ上で実験実施を公表しただけで、活動の透明性にも批判が出そうだ。
2011年7月20日(水)8時9分配信 共同通信
米が未臨界核実験、オバマ政権下すでに3回
米エネルギー省の核安全保障局(NNSA)が、昨年12月1日と今年2月2日の2回、ネバダ州の地下核実験場で未臨界実験を実施していたことが19日、分かった。
「核兵器なき世界」を掲げるオバマ政権下では、初の実施となった昨年9月15日の未臨界実験に続く。
今回の2回の未臨界実験については、保管中の核兵器の状況を調べる目的で行われた各種実験に関し、NNSAが6月にまとめた定期報告に記載された。前ブッシュ政権では、未臨界実験について事前の告知や実施後速やかな発表が行われており、米国の市民団体などから、オバマ政権になって透明性が後退したとの批判が出ている。
冷戦時代に製造された大量の核弾頭の備蓄を抱える米国は、古い核弾頭の性能が維持されているか検証する必要から、随時、未臨界実験を行ってきた。未臨界実験は実際の核爆発を伴わず、核実験全面禁止条約(CTBT)で禁止されていない。今回の実験実施で、米国での通算の実施回数は26回となった。
2011年7月20日(水)12時54分配信 読売新聞
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